講演者
Tammy Lally
講演者について
概要
- 兄弟のキースの誕生日に7,500ドルを貸してほしいとお願いされ、事情を聞くことを条件に承諾した。
- 事情を聞いたときに、もっと生活費を節約するように説得した。
- 世間並みの生活をするという虚栄は、キース夫妻を罵り合いに発展し困らせた。
- この後、母に電話したのだが、電話したことがキースに伝わり、傷つけ怒らせた。
- 2ヶ月後、キースは、家族を残して自殺した。そこには請求書や差し押さえ通知の束があった。
- 彼だけでなく、40~60歳の自殺率が1999年から40%増えた。失業、倒産、差し押さえなどがその原因の40%を占めている。
- 自己破壊的なお金の使い方は合理的、論理的な考えではなく、子供時代から信じられてきた潜在意識による。
- 私はこれをお金の恥と呼んでいる。
- 恥の研究で有名なブレネー・ブラウン博士は恥を「自分は欠陥と信じる激しい痛みの感覚、経験。それゆえの愛や支え合いに値しないこと」と定義している
- 私はお金の恥を「自分は欠陥と信じる激しい痛みの感覚、経験。それゆえの愛や支え合い、銀行口座の残高、借金、家、車、仕事に値しないこと」と定義する。
- 彼らはホンダの車を買う予算しかないのに、メルセデス・ベンツを乗っていたりする。
- 私達は会話を始めなければならない。お金はタブーな話題ではない。
- お金で苦しんでいることについてお互い、正直であるべきだ。
- 兄弟と私は、子供の頃、母親に「お金が私達を幸せにしてくれる」と教え込んできた。母は慢性的な不満を砂糖と買い物で発散した。
- 兄弟は母のように生き、低取得者でアルコールで発散してきた。私は反対に高所得者で自助本で発散してきた。
- キースとの会話を思い出すと、キースはお金と私の審判でななく、苦しみからの脱却と共感が欲しかったのだと思う。