TEDのメモ 2018年9月

TEDのホームページに2018年9月に公開された講演のメモです。

英語の勉強も兼ねていて、誤ったことを書いてしまうかもしれません。
気になるところがあったら原文の方を見て下さい。
講演者
Isadora Kosofsky
講演者について
概要
  • 3人の老人は特別な関係。男性一人、女性二人。年齢による孤独から逃げるためのつながりに見えた。
  • 彼らを3年間、写真を取り続けた。
  • 彼らは誰にも見えないようだった。
  • 数年後、これらの写真を公開した。人々はこの話を不快に思うことに気づいた。彼らは愛、ロマンス、パートナシップとかけ離れているからだ。
  • 彼らは彼らだけの世界に属しているみたいだった。私も誰かに属したい。
  • 片方の女性と話をしたところ「男性の共有はあなた方のルール。男性と女性の間はプライベートでカップル。トリオではない」
  • 17歳のときに彼らに会い、4年間一緒にいたが、思春期と老年期は似ていると思う。両方とも混乱の期間だからだ。
  • 写真を取り始める前に私も二人を好きになり戦った。「なぜ私は満足できないのか?」を自問した。
  • 3人の関係を不快に思うことは、おそらく人生の終わりを思い起こさせるから。
  • 私達は、想像通りの幻想にたどり着けないだろう。
講演者
Elizabeth Cawein
講演者について
概要
  • 様々な場面、動きを代表する音楽がある。ほとんどの場合、音楽は都市に関係する。
  • すごい音楽家は世界中にいる。インターネットのおかげでファンはクリエーターを見つけることができる。
  • 音楽は言葉や社会、文化、経済の壁を壊し、私達をスマート、健康的、幸せにしてくれる。
  • 音楽は重要、ヒットとか関係ない。
  • プロミュージシャンや音楽ビジネスの発展をサポートすべき。
  • それを支えるように聴衆を受け入れ従事させるべき。
  • 足と耳とお金を使うこと。都市の音楽にお金を払って友達を誘って音楽を探して下さい。
  • 声を使うこと。都市が持つものを語ったり祝ったりして下さい。
  • 投票を使うこと。本当に音楽に尽くせるリーダに投票して協力して都市を作って下さい。
  • 次の10年にどの曲がどの都市を表すようになるか予想できないが、音楽を大切にすると何が起きるかは予想できる。
  • 私達は音楽都市を作り、私がそこに住みたい。
講演者
Tracie Keesee
講演者について
概要
  • エリノア・オストロムが1970年代にCoproductionの理論を考えついた。
  • 以下の3つに同意するべき。
  • ①なぜを考えない。対立をせず一緒に前に進む。
  • ②生活してきた経験と歴史を大切にする。前に進めなかった場所に戻るべきでない。
  • ③真実と語られる事実は痛みに満ちていることを明らかにし、それでも行動をしなければ受け入れられないことを知る。
講演者
Tommy McCall
講演者について
概要
  • 私は情報、データ、知識を視覚的に表現したものが好き。
  • 人類は、約25万年前から存在し、約8000年前から何かが描かれはじめ、約3000年前に文字が出てきた。
  • 地図は数千年、図表は数百年前から出てきている。
  • 1786年にウィリアム・プレイフェアが棒グラフを開発。50年後、さらに面グラフ、円グラフを開発。
  • 1857年にフローレンス・ナイチンゲールがCoxcombチャート(鶏頭図)を開発。
  • 少し後に、Charles Minardがナポレオンのモスクワ遠征における死者の状況をグラフで表す。
  • グラフィックを読んだり書いたりする能力、Graphicacy はまだこれから伸びていく。新しいグラフも出てきて進化していく。
  • グラフィックスは考えることを助けたり、一瞬で多くのことを理解させたりする。
講演者
Catherine Mohr
講演者について
概要
  • スキューバダイビングをしていたときにウニのトゲが腕に刺さった。
  • サメを警戒しながら、その場は切り抜け、腕の大部分は治ったが、一部のウニのトゲが腕の中に残ったままだった。
  • 手術してトゲを抜く前に落馬して骨盤を痛めてトゲを抜く手術が延長になった。
  • 6週間、ソファーから動けなかったが多くの友達がパーティーを開いて支えてくれた。
  • だんだん人が減っていき、最後の一人がずっと支えてくれた。
  • その人と結婚し、今は娘もいる。
  • その後、手術でウニのトゲを取り出したのだが、骨盤の方にカルシウムが必要とのことで、取り出したウニのトゲを利用した。
講演者
Kaitlyn Sadtler
講演者について
概要
  • 体の一部を失っても、戻すことができる生物がいる。とかげの尻尾やファイアサラマンダーの腕、人間も肝臓の半分を失っても戻すことができる。
  • 私は免疫システムを活用することによりこれを可能にする調査を行っている。
  • ある素材に着目し、テストを行っている。
  • 現在、怪我しても明日とか来週の木曜までに治すことができないが、この研究が進めばサラマンダーのような早さで治せるようになるかも。
講演者
Chip Colwell
講演者について
概要
  • 私は、考古学者で博物館職員。博物館は素晴らしい。毎年たくさんの人が訪れる。
  • 近年、博物館は遠い場所で展示されているものを本国に戻す運動が盛んになっている。
  • 私もそれに賛成。
  • War Godsはニューメキシコ州に住むズニ族によって作られている。1880年代に人類学者が集め始めた。
  • ズニ族にとってWar Godsは芸術作品でも物でもない、それ自体が存在するもの。神社に置かれ崇拝されている。誰も所有したり売ったりしてはいけない。
  • 1990年、アメリカ政府は、ネイティブアメリカンに博物館になる文化財を返却を求められる法律を制定。
  • たくさんの考古学者がパニックになった。
  • 2007年に私はデンバー自然科学博物館に雇われた。デンバー自然科学博物館は遺産となったコレクションを元の場所に戻す活動を行った。
  • 2014年にズニ族のリーダーとヨーロッパの博物館をまわった。
  • War Godをきちんと保管していないところがあり、彼は傷ついた。
  • 博物館が寺院みたいな状態は過去にして、文化がある場所にすべき。
講演者
Niels van Namen
講演者について
概要
  • 病院に行くのが嫌いな人は多いだろう。
  • 田舎など病院が遠い場合もあり、貧乏な人やお年寄りは医療を受けるのに苦労している。
  • 私は医療に20年以上、従事しているが、医療システムが壊れていくのを毎日見ている。
  • 日本では10人中4人、アメリカでは10人中5人の医者が燃え尽きている。
  • 病人を一つの建物に集めるアイデアは紀元前400年からあった。診断や医療を施すために寺院を建て、人々を集めた。
  • 前世紀にはたくさんの進歩があり、インスリン、ペースメーカー、X線などが使えるようになった。
  • 今は、医療を大改革するチャンス。自宅で医療を受けるシステムが作られるときが来たと信じている。
  • 最近の調査では医療の46%が患者の家で出来るという結果がでた。
  • ホームレスに対してはどうするか?Airbnbのようなものを利用。オランダでは教会を使用したり、ケアを行う組織がケアを受ける人と家を提供する人をマッチしたりしている。
  • 自宅医療は裕福な地域はもちろん、発展途上な地域でも行うことができる。
  • 私は自宅医療で患者の生活を向上させることに情熱を持つ。
講演者
Kate Stone
講演者について
概要
  • 5年前、TEDのステージで仕事について語ったが、その1年後、ひどいアクシデントに遭った。
  • スコットランドである夜、友達と飲んだ後に野生の雄鹿に襲われた。
  • 首の骨を折るなど、大怪我をしたが、救急車で搬送され生き延びることができた。
  • 私はトレンスジェンダーなのだが、新聞にこの事故についてひどい書かれ方をし、憤慨した。
  • 病院のベッドで、新聞社がこのようなことをしなくなる方法を考えた。
  • 怒りで彼らを攻撃すると、彼らは守りに徹するので、攻撃は行わず、彼らを無防備の状態にした。
  • 彼らに落ち着いた手紙を書いた。謝罪や反応、お金を求めず、承認だけ求めた。
  • 彼らを自分のルールを破り、過ちを認めた。そしてお互い理解し、友達になった。
  • 私は今、お気に入りの言葉をニュースタイトルに付けた。「雄鹿は私を踏みにじったが、メディアは私のプライバシーを踏みにじった。」これはその日のBBCニュースで一番読まれたニュースになった。
  • その後、彼らとお互い理解し、気軽に話し合える仲になった。
  • 心中にある頑固さに用心して、あなたの敵から友達を作って下さい。
講演者
Sian Leah Beilock
講演者について
概要
  • 私はサッカーのゴールキーパーをやっていたのだが、高校生のときに国代表チームの監督の前でゴールを決められてしまった。
  • 代表チームの監督に見られているプレッシャーからベストを出せなかった。
  • これは、テストを受けるとき、話をするとき、など誰も経験する。
  • なぜプレッシャーがあると失敗するのか。
  • 自分自身をコントロールすることに力を入れ過ぎるから。
  • プロバスケ選手やプロダンサーに聞くと、良いパフォーマンスをするには無心で行うべきと言っていた。
  • ではどうすべきか?プロゴルファーのジャック・ニクラウスはやっていると噂されるように、簡単な歌を歌ったり、足の小指に注意を向けたりする。
  • 緊張に慣れるには、同じような状況で練習する。
  • テストであれば、本を閉じて、同じような時間の状況で、頭の中から答えを出す。
  • 話をするのであれば、人前か、ビデオか、鏡の前で練習する。
  • 嫌な心配事や自信喪失はストレスフルな状況の元になる。研究者は心配事を簡単にメモるだけで軽減されると言っている。
  • 真夜中に心配事があって起きてしまったら、次の日にやるべきことをメモるとまた寝られる。
  • 個人のパフォーマンスの上げ方について話してきたが、環境も重要。親、教師、コーチ、ボスなどすべての人が影響する。
  • 例えば数学は数学が苦手な人に教わると苦手になる。
  • 子供を寝かしつけるときに面白い物語の話をするのではなく、数学の話をすると数学への興味や数学の成績が上がる。
  • 環境は重要。クラスから親、メディアまで。
  • 大学1年のとき化学の成績がビリだった。そこで一人で勉強するのを止め、友達をやるようにした。ストレスのある勉強方法を止めたところ、最も高いグレードのクラスに行けた。
  • 頭の中で起こることは大変重要。それを知ることは、成功のための準備を学ぶことができる。
講演者
Simona Francese
講演者について
概要
  • 指紋は過小評価されている。
  • ある事件で指紋がほとんど残ってなく、警察では対応が出来なかったので、私達のところに来た。
  • 最新技術を使って、指紋を分析し、犯人を特定した。
  • 犯罪プロファイリングの新しい時代になると信じている。
  • 指紋から健康状態、行動、ライフスタイル、日課がわかる。
講演者
Tom Griffiths
講演者について
概要
  • シドニーで家を見つけるのは非常に難しい。それを解決するのは37%の法則がある。
  • 良い場所を見つけるときは、まず37%を見てから、その後に37%で見たものより良いものがあればそれに決定するという方法。
  • これは最適停止問題の例の一つ。
  • コンピュータの問題解決手法は日々の生活に役立つ。
  • コンピュータの問題の解き方は実は人間と似ている。
  • レストランを決めるときは、コンピュータサイエンスで「開拓と開発のトレードオフ」と呼ばれるものを利用できる。
  • 新しい店を探せば将来に役立つ(開拓)が知っている店に行けば、そこを深く知る(開発)ことができる。
  • これを決めるには、どのくらい街に滞在するかによる。短く滞在するのであれば、知っている店に行く(開発)方が良いし、長く滞在するのであれば新しい店に行く(開発)した方が良い。
  • コンピュータサイエンスは家やオフィスでも役立つ。洋服ダンスを整理するときにどれを残しどれを捨てるかは難しい。
  • マーサ・スチュワートは「4つのことを確認する。①どれくらい所持していたか、②まだ使えるか、③他にものとかぶっていないか、④最後に使ったのはいつか」というアドバイスをしている。
  • コンピュータも同じような問題を抱えている。メモリと遅いメモリがあり、どの情報を速いメモリに残すかというもの。
  • 色んな方法が考えられてきたが、一番最後に使った情報を一番最初に捨てるという方法が取られる。
  • 日本の経済学者の野口由紀夫はこの方法で書類を整理する入れ物を開発した。
  • 洋服ダンスの問題は重要な問題でないかもしれないが、これ以外に時々、難しい問題に直面することがある。
  • コンピュータサイエンスは戦略を与えてくれ、慰みになる。
講演者
Luhan Yang
講演者について
概要
  • Laikaを紹介したい。Laikaは可愛い豚だけど、何百、何千もの患者を救う期待の象徴。
  • 1970年以来、臓器移植の需要は増え続けている。
  • これは社会問題になってきて、アジアではブラックマーケットから臓器を入手する患者も出てきて、解決が望まれる。
  • 生物学者と遺伝学者として、この問題を解決することが私の使命。
  • Laikaのおかげで、遺伝子書き換えテクノロジーより豚から安全に人間に移植ができるようになった。
  • なぜ豚か?豚と人間の臓器の大きさは同じくらい。
  • 半世紀の間、異種臓器移植は2つの大きな課題があった。
  • 1つは拒絶で、もう1つはHIVと同じようなの伝染病を引き起こすブタ内在性レトロウイルス(PERV)。
  • 去年、細胞変更と遺伝子技術によって、私達の企業のeGenesisはLaikaというPERVなしの細書の豚を誕生させた。
  • Laikaは安全な異種臓器移植の象徴。Laika以降、PERVを持たない豚を30匹以上、育ててきた。
  • Laikaはソ連の月に行った犬から名付けた。Laikaとその兄弟が私達を科学と利用の最先端に連れて行ってくれると信じている。
  • 移植を待つすべての患者を最先端の科学で救うことは私達の使命。
講演者
Ghada Wali
講演者について
概要
  • 私はエジプト出身。Umm al-Dunyaと呼ばれる色々なストーリに溢れているところで育った。
  • その環境で育つと物語の力を強く信じるようになった。
  • 私がグラフィックデザインと出会い、どのようにグラフィックデザインがアラビア語を生活に溶け込ませるか共有したい。
  • グラフィックデザインは世界を変えることができると信じている。カイロでは2つの独裁政権を倒す助けをした。
  • 長い植民地支配の政治的、社会的抑圧でアラビア語は衰退した。
  • 私はイタリアで勉強していたが、アラビア語を忘れていることに気づいた。
  • ISISのせいでアラビア語のイメージが悪くなった。私の信念を思い出し、デザインで世界を変えることを始めた。
  • LEGOを楽しみながらアラビア語を親しむことを考えついた。
  • フィレンツェにある私のスタジオでLEGOでアラビア語を作り写真を撮り、本を出した。
  • この本は楽しめ、持ち運びできる。アラビア語の勉強は楽しく簡単で手軽にできるよう色んな言語に翻訳して世界中に出版したい。
  • この美しい言語を世界中に共有したい。
講演者
Will MacAskill
講演者について
概要
  • 長い歴史を見ると、しばらくの間、人々は1日1ドルで生活してきたが、科学と産業の革命により急に生活が変わった。
  • 10年くらい前から同僚と利他主義について研究してきた。どのようにしたら一番良いか?
  • 3つの重要なことがある。
  • 1つ目は健康問題。これは解決できる。麻疹、マラリア、下痢などの死亡率は70%以上減少した。天然痘は1980年に終わらせた。
  • 2つ目はファクトリー・ファーミング(工場式畜産農業)。これは放置されている。毎年500億の動物が食料にされている。そのほとんどがファクトリー・ファーミングによるもの。
  • 動物たちはひどい環境で苦しめられている。私達は、これを改善出来るが、まだ放置している。
  • 3つ目は生存危機。原子力戦争やパンデミック。
  • 未来は本当に大きくなりそうだが、それは良いものか?人類は生き残る価値があるか?
  • 未来は非常に大きく良いものになるだろう、しかし価値を失う?
  • 最後の2世紀でテクノロジーは大きく進化したが、原子力戦争と気候変動の可能性もついてきた。
  • 利他主義の調査はまだまだこれから。どのくらいになるかはわからない。私達は解決できるものや放置されている問題に注意して対応していくことで、これから来る何千年もの世界に違いを作っていくことができる。
講演者
Benedetta Berti
講演者について
概要
  • 9/11から20年が経ち、立ち止まって思い返すときがきた。本当に私達は安全になったのか。
  • 私達は根本的に安全保証の考え方が変わった。特に国際的な安全保障について。
  • 軍隊に頼って、敵を倒すことをやってきたが、犠牲者を守り、安全性を構築すべき。
  • 終わらないテロによる戦争を棚上げして市民の安全に力を注ぐべき、どこの出身、パスポートの有無、どのに住んでいる等は考慮せず。
  • 過去20年の安全保障の方針は、短期的視点で考えられていた。9/11以降はいくつかの選択ができた。
  • 私達は危険な世界に住んでいる。9/11以降は国際的な安全保障について単純に考えることができない。
  • しかし過去20年から正しい安全保証を学ばなければいけない。長期的で市民を守ることに集中すべき。
講演者
Andrew Bastawrous
講演者について
概要
  • Kenyanの友人(Mama Jane)は白内障で目が見えない。孫も遺伝で目が悪く、通常の学校に行けない。
  • 別の女性(Theresa)は翼状片と呼ばれる病気でコミュニティに居場所がなく、結婚や子供の見込みも持てない。
  • 妻と私で彼女らを医療を施すファンドを立ち上げた。
  • 12歳のときに人生が変わった。先生が目医者に行くように勧めた。メガネを掛けるようになったら見えるものが変わった。
  • 同じ夏にエジプトにいったときに同じような状況の子供たちに会ったが、この子たちの状況は変わらなかった。
  • メガネの歴史は700年くらいあるが、まだ25億人は使える状況にない。
  • これが元となり、私は外科医になった。2012年に妻とケニヤに渡った。そして何百もの目の治療を行った。
  • Theresaは地域に戻ることができ、今は家族と子供たちを持っている。Mama Janeの視力は回復しなかったが、希望、喜び、威厳を取り戻した。
講演者
Pierre Barreau
講演者について
概要
  • AI作曲家を作ることを決めた。彼女の名前はAIVA。歴史的名曲の楽譜を3万曲学習したAI。
  • ディープニューラルネットワークを活用し、AIVAは既存の音楽からある音から次にくるべき音を予測する。
  • 人間も同じように音楽を作っている。
  • 人間は試行錯誤を繰り返し、音楽耳と音楽の知識で音楽を作っていくが、AIVAは何年分もの音楽から数時間で作ってしまう。
  • 音楽は主観的な芸術であり、AIVAには聞く人を想定してどのように作曲するか教える必要がある。なぜなら人々は異なった好みを持つ。
  • 2年半前に"Her,"という映画を見た。その人に合った音楽は次に来る最大のチャレンジと考えた。
  • ベートーベンは愛しき人に"エリーゼのために"という曲を書いた。もしベートーベンがあなたに合った曲を作ったらどうなろうだろう。
  • またマーティン・ルーサー・キングに合った曲を作曲したら、偉大なスピーチだけでなく、音楽でもキングの観念を感じることができる。
  • これが私達のAIVAのビジョン。その人のためのライブサウンドトラックにアクセスできる。
講演者
Mark Pollock and Simone George
講演者について
概要
  • マークに会ったとき、彼は盲目だった。
  • 彼にどうして力強く生きていけるか聞くと、彼はニーチェの言葉を引用して、「なんのために生きるか知っている人は、どのようなことでも立ち向かえる」と答える。
  • この言葉はビクター・フランクル(ナチスの強制収容所を生き抜いた神経学者、精神医学者)の「夜と霧」という本で出会った。
  • フランクルは環境を変えようがないとき、自分自身を変えることに挑戦した。
  • 盲目になって10周年で南極大陸のレースに挑戦した。そこでは無事だったが、戻ってきて後、友達の家で3階から落ちた。
  • 何ヶ月も死の瀬戸際にいた間、シモネと私は基本的な疑問に直面した。「どのように許容と希望の間の緊張を解決すべきか、これがあなた方に説明したいこと」。
講演者
Fred Krupp
講演者について
概要
  • 私達は衛星を打ち上げる予定。この衛星は温暖化を引き起こしている汚染をのデータを集める。
  • 地球温暖化には二酸化炭素が重要と見られているが、メタンの方が重要。
  • だれも注意を払ってこなかった。私達はドローンや飛行機、ヘリコプター、グーグルストリートビュー車を使って、政府の発表よりメタン汚染が進んでいることを突き止めた。
  • コロラド州ではメタン汚染を制限する最初の州となった。
  • 2025年までにメタン汚染を45%減らすことを目標としている。
  • Audacious Projectからの補助により衛星打ち上げの道を歩んでいる。
  • あと3年で衛星を打ち上げる予定。そしたらパーティーを開く。それは未来を変える。大きな機会を持っている。
講演者
Nikki Clifton
講演者について
概要
  • アトランタに住んでいるが、アメリカで最も性的人身売買が行われていると知らなかった。
  • アトランタでは不正性取引が年間2900万ドルで不正銃取引、麻薬取引を合わせた額より大きい。
  • このことを人々に話すと奇妙に思われたり、同情されたり、非難されたりする。
  • なぜ人々が戸惑うのか、話をした人々は生活を選べず、強制されたり、騙されたりしていたから。
  • 性的人身売買は巨大なビジネスになっていて顧客はジョンと呼ばれる。
  • ジョンはありふれた人で地元で働いており、18~84歳、で父親であったりする。
  • WEBで取引が行われれる場合、午後2時が最も多い。これは普通に働いている時間を意味する。
  • ジョンを止めるには3つのシンプルな方法がある。
  • 1つ目は、起業に仕事中の性取引は禁止してもらう。
  • 2つ目は、従業員の教育。国内の運転手になにか見かけたら関係期間に連絡をするようにトレーニングする。
  • 3つ目は企業の協力。企業は色々なリソースを持つ。例えば、クレジットカード会社は性取引の広告WEBサイトの取引を拒否した。
  • 現在では、奴隷のようなものを誰も是正できないが、それは残虐なもの。
  • 企業が従業員を教育し、不正人身取引と戦っている。
  • あなたも戦うべき。
講演者
Ben Cort
講演者について
概要
  • 現在では麻(Cannabis)は何百もの化学部質からできている。その中でCBD、THCが特徴的。
  • CBDは多くは医療で使われ、人々の役に立っていて、無害である。
  • CBDは商業的には目立っていない。THCの方は大金が動いている。
  • THCは高揚感を感じさせる成分。1970年代には麻に含む成分でTHCの割合が少なかったが、色々改良されて、増えている。
  • 現在では、膨大な量の麻が売られている。しかしそれは本物の麻ではない。それはTHCが大量に含まれているもの。
  • 80%の製品は20%の消費者が消費する。売る側のほとんどが金持ちの白人で、買う側は収入が少ない人達。
  • マリファナの合法化を是非を問うのはタブーだが、話し合い始める必要がある。
  • なぜなら現在取り扱われているものは自然のものではなく、ロビイストと業界が社会正義を隠れ蓑にして設けているから。
講演者
Steve McCarroll
講演者について
概要
  • 9年前、妹が癌になったが、医療の力で回復した。
  • 友達のロバートは良い人だったが、心を病んで、学校を辞め、音信不通になった。
  • WHOによると精神分裂症、双極性障害、うつ病は世界最大の生活や仕事の時間を失わせるもの。
  • そしてこれらは社会人成り立てに発症しやすく、自殺の原因になる。
  • 私の研究所では脳からビッグデータを取得させようとしている。
  • 私は生物学者になるために、コンピュータと数学の仕事をしていた。
  • たくさんのデータがあれば、コンピュータを使ってどのような仕組みになっているか調べることができる。
  • ビッグデータのアプローチは経済に大きな影響を及ぼしているが、これを生物学や医療にも適用できる。
  • ただしデータは正しいものを使用する必要がある。
  • 科学者を活気づけるのが私の研究の使命。