トッカンソフトウェア

Apache Tomcat 8 デプロイ(Windows)





Eclipseで作成したWebアプリケーションをTomcat本体にデプロイします。

前回、Eclipseでサーブレットを動作させましたが、実際に運用するときはTomcatなどのWebサーバで動作させます。
このようにWebサーバで動作させるため、作成したWebアプリケーションをWebサーバに適用(配備)させることをデプロイといいます。
まずEclipseのTomcatが起動していたら終了させ、Tomcat本体を起動させます。
Tomcat本体の起動はダウンロードとインストールを参照


Tomcat本体が起動できたらEclipseのWebアプリケーションをWarファイルにエクスポートします。
プロジェクトを右クリックしてExport→WAR fileを選択します。


ダイアログが表示されるので、WARファイルを出力する場所(Destination)にパスを入力し、Finishボタンを押します。


出力したWARファイルをTomcatのwebappsフォルダに置きます。
今回の例では:C:\apache-tomcat-8.0.24\webapps(環境によって変えて下さい)


ブラウザで以下のURLを入力するとServletが動作したことを確認できます。

http://localhost:8080/test/Test



Tomcatマネージャーでデプロイ

上ではTomcatのフォルダにWebアプリケーションを直接格納しましたが、ブラウザからTomcatマネージャーを使ってデプロイすることも出来ます。
今はURLにlocalhostを指定していますが、ここをIPアドレスに変えることで別PCからデプロイが行えます。

まずはユーザ登録をします。confフォルダの下にあるtomcat-users.xmlを直接編集します。
ファイル:C:\apache-tomcat-8.0.24\conf\tomcat-users.xml(環境によって変わります)

変える場所ですが、最後の</tomcat-users>の前に以下を入れます。
				
<role rolename="manager-gui"/>
<user username="tomcat" password="tomcat" roles="manager-gui"/>


			
↓こんな感じです。


ファイルの編集が終わって、保存したらTomcatを再起動して下さい。

再起動したらManager Appボタンを押します。
ユーザ名とパスワードを聞かれるので両方、「tomcat」を入力してログインボタンを押します。




ログインに問題がなければマネージャー画面が表示されます。
上の作業でデプロイしたtest.warも/testとして一覧に表示されます。



マネージャー画面の下の方にスクロールさせると以下のような画面が出てきます。
ここで指定フォルダやWARファイルをデプロイすることが出来ます。



「サーバ上のWARファイル又はディレクトリの配備」はフォルダを指定したら、そのフォルダを更新するごとにWebアプリケーションが更新されるのではなく、 デプロイ時に参照だけみたい・・・です。

EclipseでWARファイルをエクスポートした後、Tomcatのwebappsフォルダに置くのではなく、「WARファイルの配備」でWARを指定するとデプロイすることが出来ます。
localhostをIPアドレスに変えて別PCからアップロードすることも出来ます。

http://IPアドレス:8080/manager/html

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